圧縮空気・真空配管などのリーク箇所を音とLEDで特定。設備保全や省エネ点検に適したハンディ型検知器です。

圧縮空気や真空設備のリークから発生する超音波を検出し、人が聞き取れる音へ変換。LED表示とヘッドホンを確認しながら漏れ位置を絞り込みます。
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エア漏れ検知キットMarksman IIとは|超音波でエア漏れ箇所を特定
圧縮空気や真空設備のリークから発生する超音波を検出し、人が聞き取れる音へ変換。LED表示とヘッドホンを確認しながら漏れ位置を絞り込みます。

| 主な機能 | 内容 |
|---|---|
| 検知方式 | 超音波検知 |
| 検知周波数 | 36~44kHz |
| 検知表示 | LEDバー・ヘッドホン |
| 感度補正 | AGC自動ゲインコントロール |
| リーク探索 | エアプローブによる非接触検査 |
| 機械設備検査 ・ベアリング ・ギヤ ・ポンプなど | コンタクトプローブで異常音を検出![]() |
| 密閉検査 気密検査 水の侵入検知 | 超音波エミッターを使用![]() |
| 電池寿命 | 約165時間 |
超音波を可聴化|騒音環境でもリーク音を探索
人には聞こえない超音波を可聴域へ変換可能なヘテロダイン技術を採用しています。風や会話など一般的な可聴音の影響を受けにくく、異常音を探索できます。
STEP 01
配管・設備へ向ける
エアプローブを取り付け、圧縮空気配管や継手、ホース、バルブなどを順番にスキャンします。
STEP 02
超音波を検出
リーク時に発生する36~44kHzの超音波を検知します。
STEP 03
可聴音へ変換
ヘテロダイン回路により超音波を人が聞き取れる音域へ変換します。
STEP 04
漏れ箇所を絞り込む
ヘッドホンから聞こえる音とLEDバーのレベルを確認し、反応が強くなる方向へ近づけて漏れ位置を特定します。

「聞こえないリーク音」を聞いて探す
エア漏れ検知キットMarksman IIは、漏れ箇所を画像表示する音響カメラではありません。
超音波を可聴化し、音の強さとLED表示を頼りに漏れ位置を追い込む方式です。
エアリークだけでなく機械設備・気密検査にも対応
エアプローブ、コンタクトプローブ、超音波エミッターを使い分けることで、圧縮空気漏れから機械異常音、非加圧容器の気密検査まで対応します

| 点検対象 | 使用方法 | 主な確認内容 |
|---|---|---|
| 圧縮空気配管 | エアプローブ | 継手・配管・ホースからのエアリーク |
| 真空設備 | エアプローブ | 真空リーク |
| バルブ | エアプローブ/コンタクトプローブ | 漏れ・内部異常音 |
| ベアリング | コンタクトプローブ | 摩耗・異常音 |
| ギヤ | コンタクトプローブ | 摩耗・かみ合わせ異常 |
| ポンプ | コンタクトプローブ | 機械内部の異常音 |
| 密閉容器・タンク | 超音波エミッター | シール部・接合部の気密性 |
| 自動車・大型車 | エアプローブ/エミッター | エアブレーキ、ドア・窓等のリーク |
気密検査・密閉検査・水の侵入検知

機械設備検査(ベアリング・ギヤ・ポンプ)

3種類のプローブで検査対象を使い分け
エアプローブ
圧縮空気・真空リーク
配管、ホース、フィッティング、バルブなどから発生する超音波を非接触で検出します。
コンタクトプローブ
ベアリング・ギヤ・ポンプ
対象設備に接触させ、機械内部から伝わる超音波を検出。摩耗や異常音の探索に利用します。
超音波エミッター
密閉・気密検査
密閉容器や車室内などへ超音波を発信し、外側から漏れ出す超音波をMarksman IIで検知します。非加圧状態での漏れ検査に利用できます。
費用対効果|エアリーク検査で何が得られるか
| 導入効果 | マークスマン2(エア漏れ検知キット)でできること | 得られるメリット |
|---|---|---|
| 圧縮空気損失の削減 | 配管・継手・ホース等のエアリークを探索 | 不要な圧縮空気消費を減らし、コンプレッサの電力コスト削減につなげる |
| 点検時間の短縮 | 超音波を利用して漏れ方向を絞り込む | 石けん水などで全箇所を確認する前に疑わしい箇所を特定 |
| 設備停止時間の低減 | 稼働中の配管・設備を非接触で点検 | 生産設備を止めずに巡回検査しやすい |
| 微小リークの早期発見 | 人に聞こえない超音波を可聴化 | 漏れが拡大する前に異常箇所を発見 |
| 機械故障の予防 | コンタクトプローブでベアリング・ギヤ等を点検 | 摩耗や異常音の早期発見に活用 |
| 気密検査の効率化 | エミッターを利用して非加圧対象を検査 | 容器・車両などの密閉不良箇所を効率的に探索 |
| 保全業務の標準化 | 音+LEDレベルで異常を確認 | 担当者が異常位置を追い込みやすい |
| 低い運用負担 | 電池駆動・ハンディ型 | 大掛かりな設置工事を行わず巡回点検へ導入可能 |
高価な定量型音響カメラを必要とせず、日常巡回でエアリークの有無と位置を確認したい現場に適しています。
圧縮空気設備を定期的に点検し、漏れを早期に修理することで、エネルギー損失の抑制と保全工数の削減につなげます。
よくある質問 FAQ
- マークスマン2(Marksman II)はどのような漏れを検知できますか?
-
圧縮空気・真空配管など、圧力差によって発生する超音波を検知できます。配管、ホース、フィッティング、バルブなどのリーク探索に使用できます。
- 空気漏れをどのように検知しますか?
-
リーク時に発生する人には聞こえない超音波を36~44kHz帯で検知し、ヘテロダイン回路で可聴音へ変換します。ヘッドホンから聞こえる音とLEDバーを確認しながら漏れ位置を特定します。
- 騒音のある工場でも使用できますか?
-
超音波領域を利用するため、会話や一般的な工場騒音など可聴域の音の影響を受けにくいことが特長です。
ただし、同一周波数帯の超音波源が周囲にある場合は検出へ影響する可能性があります。 - どのくらい小さな漏れを検知できますか?
-
仕様では、30.5cm離れた位置から、φ0.1mmの穴・ゲージ圧5.0psigという条件での漏れ検知性能が示されています。実際の検出距離は圧力、漏れ径、周囲環境などによって変化します
- 何m離れた場所から検知できますか?
-
旧製品情報では、静かな環境では7~8m離れた位置から検知できる場合があるとされています。
ただし検出距離はリーク量、圧力、周囲の超音波ノイズなどに依存するため、保証値ではなく参考値として扱うのが適切です。 - リーク量をL/minで測定できますか?
-
できません。Marksman IIは漏れの有無や位置を探索する超音波リークディテクターであり、Si1-LDなどの定量型音響カメラのようにリーク量をL/minで算出する機器ではありません。
- 年間のエアリーク損失額を表示できますか?
-
Marksman II単体では年間損失額を算出できません。漏れ位置を発見し修理することで、圧縮空気の損失削減に利用する機器です。
- ベアリングやギヤの点検にも使用できますか?
-
使用できます。付属のコンタクトプローブを対象設備へ接触させ、ベアリング、ギヤ、ポンプ、バルブなどから伝わる超音波の検出に使用できます。
- 非加圧の容器でも漏れを確認できますか?
-
付属の超音波エミッターを容器内部などに設置して超音波を発生させ、外側からMarksman IIで漏れ出す超音波を探索することで密閉状態を検査できます。
- 自動車のエア漏れ検査にも使えますか?
-
使用できます。大型車のエアブレーキ、真空系統、ドア・窓・トランクなどのシール部の漏れ検査が用途として挙げられています。
- 感度調整は必要ですか?
-
AGC(オートマチック・ゲイン・コントロール)が周囲の状況に応じて出力レベルを自動調整するため、一般的な高・低の手動感度切り替えを必要としない設計です。
- Marksman IIと音響カメラはどちらを選べばよいですか?
-
漏れ箇所を音で探索するシンプルな巡回点検ならMarksman II、広範囲を画像で可視化し、リーク量や損失額まで定量化したい場合は音響カメラが適しています。
空気圧漏れ検知器マークスマン2(エア漏れ検知キット)と音響カメラの選び分け
| 比較項目 | 空気圧漏れ検知器マークスマン2(Marksman II) | 音響カメラ Si1-LD JP等 |
|---|---|---|
| 漏れ位置の検出 | ○ | ○ |
| 検出方法 | 音+LED | 音響画像 |
| 広範囲を一度に確認 | △ | ◎ |
| リーク量の定量化 | × | ○ |
| 年間損失額の算出 | × | ○ |
| ベアリング等の接触診断 | ○ | 機種による |
| 非加圧容器の密閉検査 | ○ エミッター使用 | 用途による |
| 操作 | シンプル | 画面を見ながら操作 |
| 向いている用途 | 日常巡回・漏れ位置探索 | 工場全体の省エネ診断・定量管理 |


