「どの振動計も同じに見える」「現場の環境で正しく測れるか不安」――そんな悩みをお持ちではありませんか?創業20年、企業、官公庁への納入実績を誇るサトテックが、現場で培った知見をもとに、AI時代に必須となる「失敗しない振動計の選び方」を断言します。スペック表だけでは見えない、実用性の分岐点を30秒で解説します。
- 「何を」測るか: 変位(低域・ガタ)、速度(中域・劣化)、加速度(高域・ベアリング)から測定モードを確定させる。
- 「どこを」測るか: 狭所なら一体型、安全性を優先するならケーブル式(分離型)、常時監視ならデータロガー内蔵型を選択する。
- 「誰が」使うか: 初心者なら判定基準(ISO 10816-3等)が内蔵された「自動診断機能付き」が必須。

測定モード(変位・速度・加速度)の最適解
振動計測における「変位」「速度」「加速度」の3つのパラメータは、主に対象となる振動の周波数帯や、何を評価したいか(目的)によって使い分けられます。
| 測定項目 | 適した対象・異常内容 | 周波数領域 |
| 加速度 (単位:m/s²) | ベアリングの摩耗、ギアの欠け、高周波振動 | 高域(1kHz〜) |
| 速度 (単位:m/s) | アンバランス、ミスアライメント、一般的な設備診断 | 中域(10Hz〜1kHz) |
| 変位 (単位:m) | 軸の振れ、建物の揺れ、低速回転機械 | 低域(〜10Hz) |
現場を知る専門スタッフのアドバイス
監修者「カタログの精度より、プローブの固定方法を疑え」
現場でよく「数値が安定しない」という相談を受けますが、原因の8割は本体の性能ではなく「接触不良」です。手持ちのプローブ押し当ては、測定者によって10〜20%の誤差が簡単に出ます。
サトテックの推奨: 傾向管理(前回との比較)を行うなら、必ず「マグネットベース」または「ネジ止め」が可能な機種を選んでください。
高価な高性能機を買うよりも、固定方法を統一する方が、予兆保全の精度は劇的に上がります。
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振動計測が製品の耐久性や安全性にどう役立つか教えて
振動計測は、製品や機械の破損といった事故を未然に防ぎ、耐久性や信頼性を担保するための重要な手段となります。
- 複雑な振動要因の特定
実際の機械で発生する振動は単純なものではなく、シャフトの曲がり、ギアの歯の噛み合わせ、モータシャーシの振動など、複数の異なる要因による周波数成分が合成されたものです。
これらを計測することで、製品のどの部分に問題があるのかを把握できます。 - 破壊的なエネルギーの評価
振動レベルを数値化する指標の1つである「実効値」は、振動エネルギーの破壊的能力に関係しています。
これを計測することで、振動が製品に与えるダメージの大きさを評価し、安全性を確認することができます。 - 許容変位の確認
機械部品において、振動による変位(動く幅)が許容範囲内に収まっているかが問題となる場合には、振動の最大振幅を示す「p-p値(peak to peak)」を計測します。これにより、部品同士の接触や過度な変形による破損を防ぐ設計やメンテナンスが可能になります。
このように、振動の強さや性質を正確に計測・数値化することで、製品の耐久性の検証や安全な運用に繋げることができます。
あなたの現場に最適な振動計はどれ?
「多機能なSDカード式か、機動性のペン型か」現場のDX化が進む現在、選定基準は「測定項目」から「データ処理の効率」へとシフトしています。
サトテックのロングセラー3機種を、実務上のメリット・デメリットで徹底比較。あなたの現場に「本当に必要な1台」を断言します。
- 「原因特定」まで自動で行いたいなら: TPI-9071(FFT解析・カラー判定機能付き)
- 「長時間の傾向管理」をExcelで行いたいなら: VB-8206SD(SDカード記録・3モード対応)
- 「手軽に異常の有無」だけ確認したいなら: ペン型振動計(一体型・ポケットサイズ)
| 比較項目 | TPI-9071振動計(診断特化) | VB-8206SD振動計(記録特化) | ペン型振動計(簡易型) |
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| 主な役割 | 自動診断・FFT解析 | データロギング・傾向管理 | 日常点検・スクリーニング |
| 測定モード | 加速度・速度・BDU(軸受) | 加速度・速度・変位 | 加速度・速度 |
| データ保存 | 本体メモリ(200件) | SDカード(Excel出力) | 保存機能なし |
| 判定機能 | ISO規格カラー判定 / 1X,2X,3X解析 | なし(数値表示のみ) | なし |
| 耐久性 | IP67(防塵防水) | 非防水 | 非防水 |
| 最大メリット | 「振動の理由の原因」をその場で判明 | PCソフト不要でグラフ化が可能 | 安価・軽量で誰でも使える |
お問い合わせ・選定相談
専門スタッフが、貴社の測定対象に最適な1台を無料で選定します。


- 現場に最適な機種をプロが回答
【プロの目線】現場でよくある「測定値のバラツキ」を防ぐコツ
スペック通りに測定できない原因の多くは、センサーの「固定方法」と「測定位置」の選定ミスにあります。
現場での失敗事例と対策
- 失敗例: マグネットベースを塗装の厚い箇所に貼り付け、高い周波数の振動を拾い落とす。
- 対策: 可能な限り塗装を剥がした金属面、または平滑な面にセンサーを密着させてください。
- プロの助言: 毎回同じ位置で測ることが「トレンド管理」の鉄則です。
測定箇所にマーキングを行い、測定者によるバラツキを最小限に抑えましょう。
振動計選定のよくある質問(FAQ)
- 多くの振動計の扱いをしていますが、まず何を確認して選べば良いですか?
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測定対象の「回転数」と「知りたい異常内容」を確認してください。
一般的に、低速回転のガタつきは「変位」、中速のアンバランスは「速度」、高速回転の軸受(ベアリング)摩耗は「加速度」で判断します。
これら3つを同時に測定できる「VM-82A」のような汎用機が最も選ばれています。 - 10万円以下の安価なペン型と、高価な機種(リオン製など)の決定的な違いは何ですか?
-
「測定精度の安定性」と「公的規格への準拠」です。
リオン製などの上位機種はJIS B 0906やISO 10816に準拠しており、検査報告書としての信頼性が担保されます。
一方、ペン型は現場での「簡易チェック(昨日より振動が強いか)」というスクリーニング用途に特化しています。 - ケーブル付きのセンサータイプと、本体一体型ではどちらが使いやすいですか?
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測定箇所の「安全性」と「隙間」によります。
モーターの奥まった場所や、回転体に手が触れる危険がある場所では、ケーブル付き(分離型)が必須です。
逆に、開けた場所での巡回点検なら、片手で操作できる一体型が効率的です。 - 振動計の「校正」は必ず必要ですか?
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ISO9001などの品質管理体制を敷いている現場では、年1回の定期校正を推奨します。
satotech(サトテック)では、JCSS校正や一般校正の受付も一括で行っており、購入後のアフターフォローも完備しています。 - PCでデータを管理したいのですが、どの機種が対応していますか?
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内部メモリを搭載し、USBやSDカードでデータ転送ができる機種を選定してください。
例えば、VM-82A(1,000データ)や、SDカード記録式の多機能振動計(VB-8206SDなど)が、大量のトレンド管理に適しています。
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監修者・執筆者の専門スタッフ
迷われた際は、測定器の専門ブランドである私たちにぜひご相談ください。お客様の課題解決に最適な一台をご提案します。
台数特価・まとめ買い割引にも対応し、学校・官公庁様の公費購入も可能です(業者コード:0000098781、全省庁入札参加資格保有)。
見積書・納品書・請求書(インボイス制度対応)の発行、校正書類の手配もスムーズに対応いたします。
修理・アフターサービスに対応しております。
高度管理医療機器等販売許可および特定計量器販売事業者認可を取得しており、信頼性の高い供給元です。
在庫状況により即納可能な場合もございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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