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熱線式風速計TM-4001の完全ガイド|使い方・測定事例・選び方のポイント

2026 2/17
✅ この記事でわかること
クリーンルームや空調設備の微風速測定で、0.01m/sレベルの精度が必要な現場は少なくありません。風速計TM-4001は、熱線式センサーで0.01~20.00m/sの広範囲を高精度に風速測定できる業務用風速計です。
風速計TM-4001の仕様・測定原理・実際の使い方・校正情報まで、現場で即活用できる情報を網羅的に解説します。
熱線式風速計TM-4001 サトテック
  • 曲がるプローブで自由自在!風速測定もラクラク
  • 0.01m/s分解能の精密風速計測
  • 風速・風量・温度をこれ一台で!
    • 風速:0.40~25m/s (※表示は最大40m/s)
    • 風量:0~9999m3/min (CMM) 
    • 温度:-20~50℃
  • 伸縮式プローブで先端部が自由に曲げれるフレキシブル構造で角度調整ができ高所の風速測定に効率的
    • 伸長時最大100cm
  • 最大、最小、平均値測定およびデータホールド機能
  • ファンやダクト等の換気装置の風速・風量測定にお勧め
熱線式風速計TM-4001 の【販売サイトで確認】 
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お問い合わせ 

TM-4001が選ばれる3つの理由

TM-4001は、0.01m/sからの高感度測定・温度同時表示・コンパクト設計の3点で、クリーンルームや空調管理の現場から高い評価を得ています。
特に半導体製造や医薬品製造など、微風速管理が品質を左右する環境で重宝されています。

理由
0.01m/sからの微風速測定が可能

クリーンルームのラミナーフロー(層流)は通常0.3~0.5m/s程度です。
TM-4001は0.01m/sから測定できるため、微小な風速変化も検出できます。
JIS B 9920(クリーンルーム基準)に基づく環境管理に対応します。

理由
温度と風速を同時測定

温度と風速は空調環境の2大要素です。
TM-4001は両方を同時に表示できるため、測定器の持ち替えが不要です。

理由
携帯性と堅牢性の両立

重量約250gの軽量設計で、長時間の測定作業でも疲労を軽減します。
プローブ部分は保護キャップ付きで、移動時のセンサー損傷リスクを低減します。
単4形アルカリ電池×6本乾電池駆動のため、電源のない現場でも即座に使用開始できます。

風速計TM-4001の基本仕様と測定性能

デジタル風速計TM-4001は熱線式センサーを採用し、0.40~25m/sの高精度で測定できる業務用風速計です。
温度測定機能も搭載し、-20.0~50.0℃の環境温度を同時に記録できます。
クリーンルーム・空調ダクト・実験室など、微風速管理が求められる現場に最適です。

測定項目と性能一覧

項目単位表示範囲※1精度保証範囲表示分解能測定精度※2
風速m/s0.01~40.000.40~25.00※30.01±(3%rdg + 1.6%FS)※4
風速km/hr0.02~144.01.44~90.000.1±(3%rdg + 1.6%FS)※4
風量CMM0~9999–0.1–
温度℃-20~50-20~500.1±1℃

製品仕様・機能

項目内容
測定機能・データホールド
・時定数の変更(1~30秒)
・測定単位の変更 (風速:m/s, km/hr) (風量:CMM) (風温:℃)
・最大・最小・平均値測定
・ダクトサイズ記憶 (矩形・円形形状選択、サイズ1辺 / または半径0.1~999.9cm)
ディスプレイL47×W60mm バックライト付LCD
電源単4形アルカリ電池×6本
電池寿命約10時間
使用環境温度:-20~50℃、湿度80%RH未満(結露無きこと)
保管環境温度:-10~50℃、湿度70%RH未満(結露無きこと)
寸法本体:L156×W73×H35mm
プローブ:底面部φ32mm、先端部φ16mm
プローブ長さ:伸長時最大100cm、仕舞40cm
ケーブル長さ:150cm
重量本体:約265g (電池含む)
プローブ:約210g
付属品取扱説明書、テスト電池、伸縮式フレキシブルプローブ、キャリングケース

熱線式センサーの測定原理

熱線式風速計は、加熱したセンサー素子が風によって冷却される原理を利用します。
風速が速いほど冷却量が増加するため、その温度変化を電気信号に変換して風速値を算出します。
ベーン式風速計(羽根式)と比較し、微風域での感度が極めて高いのが特長です。

他方式との比較

  • 熱線式風速計:0.01m/s~の微風測定が可能、応答速度が速い、センサー保護が必要
  • ベーン式風速計:5m/s以上の中高風速に強い、耐久性が高い、微風域は不得意
  • ピトー管式風速計:ダクト内高風速測定向き、設置が必要、携帯性に欠ける

TM-4001の正しい使い方と測定手順

TM-4001で正確な測定値を得るには、センサーの向き・測定位置・安定時間の3点が重要です。
熱線式センサーは指向性があるため、風向に対して垂直に設置する必要があります。
以下の手順に従うことで、再現性の高い測定が可能になります。

STEP
測定前の準備

本体に電池をセットします。
センサー部分の保護キャップを取り外す

STEP
測定位置の決定

測定対象(ダクト開口部、フード内など)の中心点を特定します。

STEP
センサーの設置

プローブを風向に対して垂直になるよう保持します。
手の熱がセンサーに影響しないよう、プローブ部分から10cm以上離します。

測定時の注意点

  • 測定者の呼吸や体温がセンサーに影響しないよう距離を保つ
  • センサー表面に直接触れない(油脂による汚染防止)
  • 急激な温度変化のある環境では、5分程度の順化時間を設ける
  • 測定後は必ず保護キャップを装着する

校正とメンテナンス情報

TM-4001の測定精度を維持するには、年1回の定期校正が推奨されます。
校正は製造元のサトテックまたは認定校正機関で実施でき、校正証明書の発行も可能です。
日常メンテナンスでは、センサー清掃と電池交換が主な作業となります。

校正の重要性

計量法に基づく特定計量器ではありませんが、品質管理システム(ISO 9001等)では測定器の定期校正が要求されます。推奨校正周期は1年です。
使用頻度が高い場合や、高精度管理が必要な環境では6ヶ月周期も検討します。

校正の実施方法

サトテック公式の校正サービスを利用できます。
校正証明書(トレーサビリティ付き)の発行も対応可能です。
校正費用や納期は販売代理店に問い合わせが必要です。

購入前に知っておくべきポイント

TM-4001の購入を検討する際は、測定範囲・校正対応・アフターサポートの3点を事前確認することが重要です。
特に用途に応じた測定範囲の適合性と、校正証明書の発行可否は必須チェック項目です。

デメリットと制約事項

  • センサーが繊細で、衝撃や汚れに弱い
  • 湿度100%の環境では測定精度が低下する可能性がある
  • 腐食性ガス環境では使用できない
  • データ保存機能はあるが、パソコン転送はできない

TM-4001のよくある質問(FAQ)

TM-4001に関するよくある質問をまとめました。校正証明書の発行方法、測定精度の保証範囲、プローブの耐久性、電池寿命、測定単位の切替方法など、ご購入前・ご使用時の疑問にお答えします。

校正はどのくらいの頻度で必要ですか?

推奨校正周期は1年です。ただし、使用頻度が高い場合や高精度管理が求められる環境では、6ヶ月周期の校正も検討してください。ISO 9001等の品質管理システムに従う場合は、社内規定に準じます。

湿度が高い環境でも使用できますか?

相対湿度90%以下の環境で使用可能です。湿度100%(結露状態)では測定精度が低下する可能性があります。高湿度環境での使用後は、センサーを十分に乾燥させてから保管してください。

電池はどのくらい持ちますか?

連続使用で約10時間が目安です。液晶表示に電池マークが表示されたら交換時期です。単4形アルカリ電池×6本を使用します。

データをパソコンに転送できますか?

いいえできません。TM-4001本体にはデータ保存機能がありますが、パソコンに転送をすることはできません。

迷ったら専門スタッフにご相談を

技術担当

熱線式風速計TM-4001は、サトテック(株式会社佐藤商事)の正規ルートで販売しております。
台数特価・まとめ買い割引にも対応し、学校・官公庁様の公費購入も可能です(業者コード:0000098781、全省庁入札参加資格保有)。
見積書・納品書・請求書の発行、校正書類の手配もスムーズに対応いたします。
在庫状況により即納可能な場合もございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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