この記事では外径・可動方向・解像度・耐環境性能の観点から最適機種の選定ポイントを解説します。
先端可動式工業用内視鏡が選ばれる理由とは?
工業用内視鏡には「インターロック(リジッド)」「フレキシブル式」「先端可動式」「先端可動式+2カメラ付き」の4タイプがあります。
先端可動式はスコープ先端をジョイスティックで遠隔操作できる構造を持ち、直線以外の複雑な内部経路でも目標部位にカメラを向けられるのが最大の特徴です。選定前にまずこの違いを把握しておきましょう。
| 比較項目 | インターロック式 (リジッド) | フレキシブル式 | 先端可動式 | 先端可動式+2カメラ |
|---|---|---|---|---|
| 挿入経路の柔軟性 | 直線のみ | 曲がった経路に対応 | 曲がった経路に対応 | 直視/側視の2カメラ付 |
| 観察方向 | 挿入方向のみ固定 | 挿入方向のみ固定 | 先端を任意の方向へ操作可能 | 直視/側視 |
| 価格帯 | 低い | 中程度 | 高い(保証つき) | 高い(保証つき) |
| 主な用途 | シリンダー・ノズル等の直線孔 | 配管・ホース内の経路確認 | エンジン・タービン・複雑構造物の検査 | エンジン・タービン・複雑構造物の検査 |
先端可動式工業用内視鏡は1台で広範囲・多方向の観察が可能です。固定式(インターロックやフレキシブル)を複数台揃えて対応するよりも、導入コストをトータルで抑えられるケースがあります。
検査箇所が多岐にわたる現場ほど、費用対効果が高くなります。
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まず確認すべき「挿入管の外径」——どれが自分の現場に合うか
どれだけ高性能な機種でも、検査対象のアクセス孔に入らなければ意味がありません。挿入管の外径は選定における最初の絞り込み条件です。SATOTECHのJスコープシリーズはΦ1.7mm〜Φ6.0mmまでの幅広いラインナップを揃えており、超精密機器から大型設備まで対応できます。

HJ-ADV

X600

JQX

X2000

X3000
| 機種名 | 外径・長さ | 可動方向 | 解像度の目安 | 注目機能 | こんな現場に向く |
|---|---|---|---|---|---|
| HJ-ADV Φ1.7mm | 【Φ1.7mm】 1m | 2方向 | 標準画質 | 超高輝度LED×4灯、 タングステンケーブル、 SDカード記録 | 燃料噴射ノズル・精密鋳造部品など極細穴の検査 |
| HJ-ADV Φ2.2mm | 【Φ2.2mm】 1m・2m・3m | 2方向 | 標準画質 | タングステンケーブル、 HDMI出力、充電式電池 | 金型・鋳物部品・細管内部の品質検査 |
| HJ-ADV Φ2.8mm | 【Φ2.8mm】 1m・2m・3m | 360°全方向 | 標準画質 | 360°ジョイスティック操作、 SDカード記録、4時間駆動 | 小型エンジン部品・細径チューブの全周観察 |
| HJ-ADV Φ4.0mm | 【Φ4.0mm】 1m・2m・3m・5m・8m | 360°全方向 | 標準画質 | 360°ジョイスティック、 3.5インチモニター一体型、HDMI出力 | 自動車エンジン・タービン・空調設備の定期点検 |
| HJ-ADV Φ6.0mm | 【Φ6.0mm】 1m・2m・3m・5m・8m・10m・12m | 360°全方向 | 標準画質 | 360°ジョイスティック、 3.5インチモニター一体型、4時間駆動 | 大型エンジン・熱交換器・プラント設備の巡回検査 |
| X600 HD Φ3.9mm | 【Φ3.9mm(2方向)】 1m【Φ3.9・4.2mm(全方向)】 1.5m・2m・3m・5m | 2方向(湾曲角180°)または360°全方向 | フルHD(1920×1080) | 湾曲角180°で死角ゼロ、 タッチパネル操作、PC接続(USB) microSD記録 | 極細穴への高画質アクセスが必要なエンジン・部品検査 |
| X600 HD Φ4.9mm(デュアル) | 【Φ4.9mm】 1m・3m | インターロック式 | フルHD | 1本ケーブルに直視・側視の2カメラ搭載、IP67(ケーブル) | ケーブル交換なしで方向を切替えたい検査効率重視の現場 |
| JQX Φ4.0mm | 【Φ4.0mm】 1.5m・3m | 360°全方向 | HD画質 | 5.5インチ有機ELタッチパネル、Wi-Fi、HDMI、マグネットスタンド(ハンズフリー)、温度警告センサー | 工場内の精密設備点検・ハンズフリー作業が必要な現場 |
| JQX Φ6.0mm | 【Φ6.0mm】 .5m・3m・5m | 360°全方向 | HD画質 | 5.5インチ有機ELタッチパネル、Wi-Fi、HDMI、マグネットスタンド(ハンズフリー)、温度警告センサー | 大型エンジン・タービン・熱交換器の精密点検 |
| X2000 Φ2.8mm | 【Φ2.8mm】 1.5m | 360°全方向 | Wide-SVGA(高精細) | MIL-STD-810準拠、IP57(本体)/IP67(ケーブル)、耐熱80℃、7インチタッチパネル、Wi-Fi・HDMI・USB-C | 風力発電ギアボックス・精密部品の高精細検査 |
| X2000 Φ3.9mm | 【Φ3.9mm】 1.5m・3m | 360°全方向 | Wide-SVGA(高精細) | MIL-STD-810準拠、耐熱100℃、7インチタッチパネル、5時間駆動、温度警告センサー | 自動車エンジン・航空タービンの精密点検 |
| X2000 Φ6.0mm | 【Φ6.0mm】 2m・3m・5m・7m | 360°全方向 | Wide-SVGA / WQHD(最高精細) | MIL-STD-810準拠、耐熱100℃、3年保証、7インチタッチパネル、デュアルカメラ対応 | 大型ガスタービン・化学プラント・航空機エンジンの本格検査 |
| X3000 Φ6.0mm 3D計測機能つき | 【Φ6.0mm】 3m | 360°全方向 | WQHD相当(高精細) | 世界初・数秒で3Dモデル自動生成、点・距離・面積・角度の3D計測、MIL-STD-810準拠、耐熱100℃ | 欠陥の定量評価・報告書作成が必要な航空・発電・公共インフラ検査 |

先端可動式に直視/側視の2カメラ付
- デュアルカメラモデルは先端可動式でありながら直視カメラと側視カメラを1本に搭載した業界初の仕様です。
- 直視では前方を確認しながら進み、側視に切り替えて管内壁面の傷・腐食を確認する、という2段階の検査が1本で完結します。
- 熱交換器チューブ検査では特に人気が高く、チューブ内を直視で挿入しながら側視で管壁全周を確認できる点が評価されています。
外径別 選び方比較表|Jスコープ HJ-ADVシリーズ
| 外径 | 先端可動方向 | 挿入管の長さ展開 | 主な用途例 | 代表機種(HJ-ADVシリーズ) |
|---|---|---|---|---|
| Φ1.7mm (極細) | 2方向 | 1m | 燃料噴射口・精密部品の微細孔・金型加工品・入り組んだ細管内部 | HJ-ADV Φ1.7mm |
| Φ2.2mm | 2方向 | 1m・2m・3m | 自動車エンジンブロック(鋳鋼製品)・精密部品・細管内の品質検査 | HJ-ADV Φ2.2mm |
| Φ2.8mm | 360°全方向 | 1m・2m・3m | 小型エンジン内部・精密機器・金属加工部品・細径配管の保守点検 | HJ-ADV Φ2.8mm |
| Φ4.0mm | 360°全方向 | 1m・2m・3m・5m・8m | 自動車エンジン・モーター・タービン・ボイラー・エアコンダクト・電気設備 | HJ-ADV Φ4.0mm |
| Φ6.0mm | 360°全方向 | 1m・2m・3m・5m・8m・10m・12m | 大型エンジン・配管・熱交換器・ディーゼルエンジン・建物内配管・プラント設備 | HJ-ADV Φ6.0mm/Φ6.0mmデュアル |
ケーブルは後から交換・流用が可能
HJ-ADVシリーズはケーブルをユーザー自身で交換できる設計です。「Φ6.0mm・Φ4.0mm」グループと**「Φ2.8mm・Φ2.2mm・Φ1.7mm・Φ4.0mm UV」グループ**の中では相互に付け替えが可能なため、1台の本体で複数の外径ケーブルに対応できます。検査対象が変わっても本体を買い直す必要がなく、コストを抑えられます。
⚠ 注意ボックス用メモ Φ1.7mm・Φ2.2mmは2方向可動(上下のみ)です。360°全方向可動はΦ2.8mm以上から対応します。細径が必要な場合は、可動方向の制約もあわせて検査内容と照らし合わせて選定してください。
外径別 選び方比較表|Jスコープ X2000シリーズ
| 外径 | カメラタイプ | 耐熱温度 | 主な用途例 | 代表機種 |
|---|---|---|---|---|
| Φ2.8mm(極細) | シングル デュアル(直視+側視) | 最大80℃ | 風力タービンギアボックス・精密部品・小径ベアリング内部・細径チューブ検査 | X2000 Φ2.8mm X2000 Φ2.8mmデュアル |
| Φ3.9mm | シングル デュアル(直視+側視) | 要確認 | 自動車エンジン・タービン・配管・熱交換器・真空チャンバー・バルブ検査 | X2000 Φ3.9mm X2000 Φ3.9mmデュアル |
| Φ6.0mm | シングル デュアル(直視+側視) | 最大100℃ | 大型エンジン・ガスタービン・熱交換器チューブ・船舶スラスター・油圧ポンプ・化学プラント配管 | X2000 Φ6.0mm X2000 Φ6.0mmデュアル |
X2000シリーズ 全径共通の主要スペック
- 本体保証3年、
- MIL-STD-810準拠の耐衝撃ボディ、
- 防塵防水IP57(本体)・IP67相当(ケーブル)、
- 1m落下テストクリア、
- 充電式電池で5時間連続駆動、
- 7インチタッチパネル
- 重量約1.3〜1.4kg
- Wi-Fi対応(iOS/Android)、HDMI出力、USB Type-C、
- 温度警告センサー付き、
- 特殊強化タングステンブレード仕様ケーブル。
✅ 外径の選び方——この順番で絞り込む
- Φ2.8mm:検査孔が3mm台の細径、または風力タービンギアボックスのようにベアリングローラーの隙間をくぐる必要がある場合。3mm〜∞の焦点深度で至近距離でも鮮明に映る。
- Φ3.9mm:自動車エンジンやタービン、熱交換器など最も幅広い用途をカバーする標準クラス。2.8mmでは照明・画質に不安がある場合もこちらを選ぶ。
- Φ6.0mm:大型設備・太径配管・高温環境(最大100℃対応)での検査に最適。解像度はWQHD(2560×1440)とシリーズ最高画質。高所・狭所での片手操作が必要な現場にも対応(本体1.3kg)。
⚠️ 注意:各径の具体的なケーブル長さ展開(1m・2m・3m等)は機種・オプションにより異なります。正確な仕様はSATOTECHの各商品ページまたはお問い合わせにてご確認ください。
映像品質を決める4つのスペック
内視鏡の本来の目的は「欠陥を見つけること」です。見逃しゼロを目指すなら、映像品質は妥協できない要素です。解像度・視野角・被写界深度・測定機能それぞれの読み方を知っておくことで、過剰スペックを買わず、かつ検査精度も確保できる機種選びができます。X3000は3D計測機能を搭載し、数秒で3Dモデリングを自動生成できる世界初の機能を実現しています。
①解像度(HD / Wide-SVGA / フルHD / 4K相当)
解像度が高いほど微細なき裂・腐食を検出しやすくなります。JスコープX2000シリーズのWide-SVGAは、業界最高レベルの画質として位置づけられています。
② 視野角(FOV)
70〜120°が実用的な範囲です。広角になるほど一度に確認できる範囲が広がりますが、画像の周辺部に歪みが生じやすくなるため、検査目的に合わせて選ぶことが重要です。
③ 被写界深度
ピントが合うカメラ〜対象物までの距離範囲を指します。オートフォーカス搭載機種であれば距離調整の手間が省けるため、連続して多箇所を検査する現場での作業効率が向上します。
④ 3D計測機能(X3000)
点・距離・面積・角度を計測できる機能で、検査報告書への数値記載が可能になります。「欠陥がある」という定性的な記録に留まらず、不具合の大きさ・深さ・形状を定量的に評価できるため、品質管理記録や修繕判断の根拠として直結します。
3D計測機能つき先端可動式工業用内視鏡は、航空・発電・自動車業界の品質管理規格(航空ならARACOM等)への対応に有利。将来の規格要求を見越した投資として検討価値あり
過酷な現場での使用に耐えられるか——耐環境性能のチェックポイント
工場の床・油まみれの現場・屋外・防爆が求められる石油化学設備など、工業用内視鏡は過酷な環境で使われます。購入後に「想定外の環境で故障した」という後悔を避けるために、耐環境スペックを事前に確認することが重要です。
耐環境性能 比較表|参考例:Jスコープ X2000・X3000
X2000・X3000シリーズは米軍規格にも適合するタフネスを実現。特殊強化タングステンブレード仕様ケーブルにより耐久性が大幅に向上している
| 性能項目 | 確認すべきスペック値 | 用途別の推奨水準 | X2000 での対応状況 | X3000 での対応状況 |
|---|---|---|---|---|
| 防水防塵(IP等級) | IEC規格のIP等級(第1数字=防塵、第2数字=防水)を確認。IP57=防塵5級・水中30cm連続使用可。IP67=完全防塵・水中1m/30分 | 屋外・油水が飛散する工場内→IP57以上。水中・完全浸漬が想定される環境→IP67以上 | 本体:IP57(防塵防水) ケーブル:IP67相当 | 本体:IP54(防塵・飛まつ防水)/ケーブル:要確認 |
| 耐熱温度 | ケーブル先端部の最大使用温度(℃)を確認。本体の使用温度範囲と混同しないよう注意 | エンジン・タービン・ボイラー周辺→最大80℃以上。高温炉・航空機エンジン等→100℃以上 | 最大100℃対応の耐熱先端部(φ6.0mm・φ3.9mm) φ2.8mmは最大80℃ | 最大100℃対応の耐熱先端部(φ6.0mm)/温度警告センサー付き |
| 落下耐性 | 落下試験の高さ(m)と準拠規格(MIL-STD-810G等)を確認 | 高所作業・移動が多い現場→1m落下試験クリア以上。航空・軍事・重工業→MIL規格準拠が目安 | 1m落下試験クリア MIL-STD-810準拠の耐衝撃ボディ | MIL-STD-810準拠の耐衝撃ボディ(落下試験高さは要確認) |
| 耐油性 | ケーブル・先端ヘッドの耐薬品仕様(テスト済み油種)を確認。エンジンオイル・切削液・燃料への耐性が重要 | エンジン・ギアボックス・油圧機器の検査→耐油仕様のタングステンブレードケーブルが必須 | タングステンブレード採用ケーブルで耐油・耐薬品性を確保。エンジンオイル・ガソリン・タービンオイル等のテスト済み | タングステンブレード採用ケーブルで耐油・耐薬品性を確保 |
記録・出力・スマート機能——現場だけで完結するか確認しよう
検査記録は点検の証跡として残すだけでなく、不具合報告・品質管理台帳・上流システムへのデータ連携にも使われます。現場で完結する記録能力と、オフィスや管理システムへの連携のしやすさを確認しておくことで、導入後の業務効率が大きく変わります。
- 静止画(JPEG)・動画(MP4)の両対応か
記録形式が限られていると、報告書作成や証跡管理で支障が出ることがある。静止画・動画どちらも保存できるか確認する。 - SDカード・USB記録に対応しているか
容量の上限が決まっている内蔵メモリのみの機種では、長時間の検査や連続使用時に記録容量が不足するリスクがある。SDカードやUSBで外部記録・容量拡張できるかを確認する。 - HDMI出力で大型モニターや外部機器に映像を出力できるか?
複数人での確認作業や、現場に設置したモニターへの映像共有が必要な場合に必須の機能。HJ-ADVシリーズ・JQXシリーズはHDMI出力に対応している。 - Wi-Fi対応でスマートフォン・タブレットにリアルタイム転送できるか
離れた場所からの立会い確認や、検査中の即時データ共有に有効。JQXシリーズはWi-Fi搭載で対応している。 - 測定機能(距離・面積・深さ)の搭載有無
欠陥の大きさや深さを数値として記録できるかどうかで、報告書の品質と信頼性が大きく変わる。定量評価が求められる現場では必須の確認項目。 - アプリからリモート操作・確認ができるか
現場以外からのリモート立会い検査や、複数拠点での同時確認を行いたい場合に有効。
X3000はアプリからのリアルタイム確認・リモート操作に対応している。
- コラムボックス(グレー)
「X3000はアプリからリアルタイム確認・リモート操作が可能。複数人での同時確認や遠隔立会い検査にも対応でき、出張コストの削減にもつながる」
操作性・携帯性 タイプ別比較表
スペックが優れていても、重くて疲れる・バッテリーがすぐ切れる・モニターが屋外で見づらいといった問題があれば、現場での使用頻度は下がります。日常的に使う道具だからこそ、操作性と携帯性の確認は見落としてはいけないポイントです。
| 比較項目 | ハンドヘルド一体型 | 分離型(本体+プロセッサー) |
|---|---|---|
| 代表機種(Jスコープ) | HJ-ADVシリーズ・JQXシリーズ | X2000シリーズ・X3000 |
| 本体重量目安 | 軽量(片手保持が可能なコンパクトボディ) | 約1.3〜1.4kg(X2000) 持ち運び可能な範囲 |
| バッテリー駆動時間 | 約4時間(HJ-ADVシリーズ/充電式電池) ACアダプター使用も可 | 約5時間(X2000シリーズ/充電式電池) モバイルバッテリー対応 |
| モニターサイズ・屋外視認性 | 3.5インチLCDモニター(HJ-ADVシリーズ) コンパクトで携帯性は高いが、屋外での視認性は限定的 | 7インチタッチパネル(X2000・X3000) 大画面で細部確認がしやすく、屋外でも視認しやすい |
| 向いている作業スタイル | 高所・狭所・屋外など移動が多い現場での単独作業。素早いセットアップが求められる定期巡回検査 | 工場内の設備点検・航空機エンジンや熱交換器など精密検査が必要な現場。チームでの共同確認作業 |
| 主なメリット | 片手操作でき、移動・持ち運びが容易。電源のない現場でもすぐに使える | 大画面タッチパネルで高精細映像を確認しながら操作できる。Wi-Fi・HDMI・USB出力など拡張性が高い |
| 主なデメリット | モニターが小さく、細かい欠陥の確認には画面拡大操作が必要になる場合がある | 一体型よりやや重量があり、長時間の高所作業では疲労が増す場合がある |
- タッチスクリーン搭載機種(X2000・X3000)は直感的な操作が可能。
片手での安定保持と操作のしやすさは長時間作業での疲労軽減に直結する - ズーム機能(HJ-ADVは最大4倍)は遠くの細部を確認するのに有用。ただし光量不足の環境ではズームアップで映像が暗くなる場合があるため、照明性能とセットで確認すること
導入前に確認したい5つのこと——後悔しない購入チェックリスト
機種を絞り込んだあとでも、確認せずに購入すると「想定外だった」という事態が起きやすい点があります。特に初めての導入、または既存機との入替えを検討している方は、以下の5点を必ずチェックしてから発注してください。
- デモ・レンタル評価の実施
実際の検査対象でデモ機を試す。映像品質・操作感・挿入のしやすさは実物でしか判断できない。
店頭デモ、訪問デモ、デモ機貸出はこちら - 挿入管の長さが足りるか?
目標部位までの経路長を実測し、余裕を持った長さの機種を選ぶ。 - 修理・サポート体制の確認
挿入管の折れ・先端ヘッド損傷は消耗品的な故障。国内修理対応・修理期間(目安)を事前に把握する。
STOTECHはアフターサービス窓口あり。 - 公費購入・見積書対応の確認
官公庁・学校・大企業では正式見積書・納品書が必要なケースが多い。
サトテック(株式会社佐藤商事)は全省庁入札参加資格を持ち、公費購入にも対応。
まとめ——先端可動式工業用内視鏡の選び方7つのポイント
先端可動式工業用内視鏡の選定は、「外径」→「可動方向」→「映像品質」→「耐環境性能」→「記録・連携機能」→「操作性」→「サポート体制」の順番で絞り込むと迷いが少なくなります。最後にポイントを整理して終わります。
- 検査孔径を先に計測し、外径(Φ1.7〜6.0mm)から候補を絞る
- 経路の複雑さに応じて2方向・4方向・全方向360°を選択
- 検出したい欠陥サイズから解像度・視野角を逆算する
- 使用環境(油・水・温度・防爆)に対応したスペックを確認
- HDMI・Wi-Fi・測定機能など、報告書作成に必要な機能を確認
- 必ずデモ評価を実施してから発注する
- ✓ 修理サポート・公費対応など購入後のサービスも選定基準に含める
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