データロガーとは、温度・湿度・CO2などの測定値を一定間隔で自動記録する計測器です。機種選定では、測定項目だけでなく、センサー方式、チャンネル数、記録間隔、通信方式、設置環境、必要精度を確認することが重要です。サトテックでは、USB・SDカード・Bluetooth・無線/クラウド対応、熱電対・Pt100対応、多チャンネル、防水・耐熱タイプなどから用途に適したデータロガーを選定できます。
データの回収方法や遠隔監視の必要性に応じて通信方式を選びます。SDカード、USB、Bluetooth、無線・クラウドから使用環境に合った方式を比較可能。
こんな方へ
特長
- SDカードをPCに挿すだけでExcel(CSV)編集可能
登録例: TM-947SD J, BTM-4208SD, MTM-380SD J, HJ-4CHK
👉 SDカードデータロガーの一覧を見る
こんな方へ
特長
登録例: MJ-UDL-10, MJ-UDL-20, HJ-UDL-TC, EL-USBシリーズ
👉 USBデータロガーの一覧を見る
こんな方へ
特長
- 設定値超えのアラームメール通知・ブラウザで一括管理
登録例: おんどとり RTR500B/TR7シリーズ, LoRa対応遠隔監視システム
👉 遠隔監視・無線データロガーの一覧を見る
同時に測定・記録する測定点の数に応じてチャンネル数を選びます。1chの単点測定から、設備・試験・研究向けの多チャンネル測定まで用途別に選定可能
こんな方へ
- 特定の1箇所、または2箇所の温度・湿度をピンポイントで測定したい方
- 現場へ持ち運び、その場ですぐに計測・記録を行いたい方
- 1箇所あたりの導入コストを低く抑えたい方
特長
- 手のひらサイズで軽量。持ち運びや狭い場所への設置が容易
- 操作がシンプルで、設定から記録開始まで迷わず行える
- 特定の装置、輸送中の梱包内、室内の定点モニターに最適
登録例:MJ-UDL-10, TX-600N, MJ-ADL-11P
👉 1〜2チャンネルデータロガーの一覧を見る
こんな方へ
- 1台の装置内や、近くにある複数の場所を同時に測定・記録したい方
- 異なる測定箇所間の温度差(例:入口と出口)や、温度分布(例:槽内)を比較・管理したい方
- 1台で効率よく複数点のデータを一括管理したい方
特長
- 1台で最大3〜4本のセンサーを接続可能。同時計測ができる
- 異なる箇所のデータを同一タイムスタンプで比較・解析可能
- 恒温槽・乾燥炉の分布測定、空調効率、熱交換器の管理に最適
登録例:TM-947SD J (4ch), CENTER521 (4ch), CENTER378 (4ch), HJ-4CHK (4ch), MTM-380SD J (3ch), MCR-4TC (4ch)
👉 3〜4チャンネルデータロガーの一覧を見る
こんな方へ
- 大型設備、複雑なシステム、プラント全体など、多数の箇所を同時に監視・記録したい方
- 多点一括管理を行い、膨大なデータの傾向を解析したい方
- 異なる種類のセンサー(熱電対とPt100など)を組み合わせて測定したい方
特長
- 8ch〜12ch以上(拡張可能な機種も)に対応。圧倒的な多点計測能力
- 多点データをリアルタイムにグラフ化し、傾向を一目で把握可能
- 多点データの解析ソフトウェアが充実。複雑なデータ解析に対応
- 大型炉、配電盤、クリーンルーム、実験室全体の監視に適したプロ仕様
登録例:BTM-4208SD (12ch), GL2000 (4ch高速/拡張)
👉 多チャンネルデータロガーの一覧を見る
熱電対、Pt100測温抵抗体など、測定条件に適した方式を比較できます。測定温度範囲、必要精度、応答性、設置方法に応じてセンサーを選びます。
こんな方へ
- 1000℃を超えるような高温域や、極低温域を測定したい方
- センサーを測定対象に貼り付けたり、狭い隙間に差し込んで測りたい方
- 安価なセンサーを使って多地点の温度を同時に記録したい方
特長
- 超高温から超低温まで、非常に広い温度範囲に対応
- センサー自体が極細の針金状など、多様な形状で設置性が高い
- 応答速度が速く、温度変化をすばやく捉えられる
登録例: TM-947SD J, CENTER521, CENTER378, BTM-4208SD, HJ-UDL-TC, MCR-4TC
👉 熱電対対応(K/J/E/T熱電対)対応データロガーの一覧を見る
こんな方へ
- 0.01℃単位など、非常に高い精度で温度を管理したい方
- HACCP対応など、食品・医薬品の製造・保管現場で信頼性の高い測定が不可欠な方
- 他の温度計の基準となる「標準温度計」として使用したい方
特長
- 測温抵抗体は、熱電対に比べて高精度で安定した測定が可能
- 長期間使用しても測定値がズレにくい(経時変化が少ない)
- 衛生的で清掃しやすいステンレス保護管タイプが多い
登録例: CENTER376, TM-9017SD
👉 測温抵抗体 Pt100対応データロガーの一覧を見る
こんな方へ
- オフィス、倉庫、ビニールハウスなど、室温・環境温度を測りたい方
- 輸送中の荷物の梱包内に同梱して、温度推移を記録したい方
- 外部センサーの配線が不要で、手軽に設置して計測を始めたい方
特長
- ロガー本体にセンサーが内蔵、または短いセンサーが付属しコンパクト
- 常温付近(-20℃〜70℃程度)の測定に特化し、安価
- 設置してボタンを押すだけなど、操作が非常にシンプル
登録例: MJ-UDL-10, MJ-ADL-11P, EL-USB-1-LCD
👉 内蔵・サーミスタ・半導体センサー型データロガーの一覧を見る
温度・湿度・CO2をはじめ、測定対象や用途に応じた機種を選定できます。
こんな方へ
- 保冷庫・加熱炉・液体など、温度管理のみをピンポイントで行いたい方
- 湿度計測が不要で、導入費用をできる限り抑えたい方
- シンプルで扱いやすい機器をお探しの方
特長
- 温度計測に特化し、低コストかつ操作が簡単
- コンパクトなモデルが多く、設置場所を選ばない
- 連続的な温度変化の自動記録・保存に最適
登録例: MJ-UDL-10, TM-947SD J, BTM-4208SD
こんな方へ
- 倉庫、オフィス、クリーンルームなどの空気環境を管理したい方
- 結露・カビ・乾燥対策として湿度の同時モニタリングが不可欠な方
- 食品・医薬品・精密機器の品質保持を行いたい方
特長
- 1台で温度と湿度を同時に自動記録
- 温湿度バランスのグラフィック表示やデータ解析が容易
- 空調管理・環境衛生管理の標準ツール
登録例: MJ-UDL-20, MJ-ADL-21P, おんどとり TR71A/72A
こんな方へ
- 会議室、学校、施設などで適切な換気状態(CO2濃度)を把握したい方
- ビル衛生管理法に基づき、室内空気質(IAQ)を一括管理したい方
- 温度・湿度に加えてCO2などの複数項目を1台で測定したい方
特長
- CO2濃度・温度・湿度をマルチに同時計測・記録
- 換気のタイミングを数値やカラー表示で直感的に把握可能
- 室内環境の統合的なデータ収集に優れる
登録例: 遠隔監視システム用各種CO2センサ
こんな方へ
- 許容温度・湿度の逸脱をその場で即座に察知したい方
- 夜間や無人環境での温度異常による被害(製品の廃棄等)を防ぎたい方
- 現場作業員へ即時に視覚・聴覚で異常を知らせたい方
特長
- 上限・下限値の設定により、異常発生時に音やブザーで即時通知
- 高輝度LEDや画面表示の点滅で異常を強調
- トラブル発生防止・リスク管理に直結する安全設計
登録例: MJ-ADL-11P, MJ-ADL-21P, TX-600N, HJ-4CHK
設置場所や使用環境、必要な機能から選びます。小型、防水、耐熱、表示器付き、警報対応など、現場の設置条件や運用方法に応じた機種を比較できます。
こんな方へ
- 屋外、水がかかる作業現場、粉塵の舞う環境で測定したい方
- 冷蔵・冷凍庫、水産業、農業ハウスなど湿度の高い場所で使用したい方
- 頑丈で水洗いが可能なロガーをお探しの方
特長
- IP65〜IP67の高い防水・防塵性能を備え、過酷な現場に対応
- 結露や水濡れによる故障リスクを大幅に低減
- 汚れても水洗いができ、食品製造現場など、清掃性や衛生管理を重視する用途にも適しています。
登録例: TX-600N (IP66), MJ-UDL-10 (IP65), HJ-UDL-Pro (IP67)
こんな方へ
- 乾燥炉・塗装焼付炉・殺菌釜などの高温環境下で直接データを記録したい方
- 外部からの配線引き込みが難しく、本体ごと炉内に投入して測定したい方
- 食品の加熱殺菌や金属熱処理の温度プロセスを管理したい方
特長
- ステンレス製耐熱容器などを備え、過酷な高温・高湿度環境にそのまま投入可能
- 配線不要のコンパクト設計で、コンベア搬送ラインや回転体内の測定にも対応
- 炉内の温度分布や製品自体の昇温プロファイルを精密に自動記録
登録例: HJ-UDL-Pro (125℃対応)
こんな方へ
- オフィス、クリーンルーム、倉庫などの壁に固定して常時監視したい方
- 遠くからでも一目で現在の温度・湿度を数値で確認したい方
- 現場での直感的な数値チェックとデータ記録を両立したい方
特長
- 大型液晶モニタを搭載し、リアルタイムの測定値を視認性高く表示
- 壁掛けフックや卓上スタンドを備え、据え置き設置が容易
- 室内の環境管理・衛生管理の定点観測モニターとして最適
登録例: MJ-ADL-11P, MJ-ADL-21P, MTM-380SD J
用途からデータロガーを選ぶ
スクロールできます
| 用途 | 選定ポイント | 主なタイプ |
|---|
| 冷蔵・冷凍庫 | 低温域・警報・長期記録 | 温度ロガー |
| 食品製造 | 温度記録・防水・校正 | 防水温度ロガー |
| 倉庫 | 温湿度・長期記録 | 温湿度ロガー |
| 輸送・物流 | 小型・USB・電池寿命 | USBロガー |
| 炉・熱処理 | 高温・熱電対・多ch | 熱電対ロガー |
| クリーンルーム | 温湿度・多点監視 | 無線ロガー |
| ビル管理 | 温湿度・CO2 | 複合ロガー |
| 遠隔設備 | 無線・クラウド・警報 | 遠隔監視ロガー |
サトテックのデータロガー選定ポイント
データロガーは測定範囲だけで選ぶと、実際の現場でセンサー配線、記録容量、データ回収方法、電池寿命などが問題になることがあります。
データロガーについてよくある質問
- データロガーとは何ですか?
-
データロガーとは、温度・湿度・CO2・電圧・電流などの測定値を、設定した時間間隔で自動記録する計測器です。
測定データを本体メモリやSDカードなどに保存するタイプのほか、USB・Bluetooth・無線通信などを利用してパソコンやクラウドへデータを転送できる機種もあります。
長期間の変化や異常の発生時刻を確認したい用途に適しています。
- 温度計と温度データロガーの違いは何ですか?
-
一般的な温度計が現在の温度を確認する用途を中心とするのに対し、温度データロガーは温度を一定間隔で自動記録し、時間による変化を確認できる点が大きな違いです。
冷蔵・冷凍設備、倉庫、製造工程、輸送、研究・試験など、温度履歴の保存や分析が必要な用途ではデータロガーが利用されています。
- USB・SDカード・Bluetooth・無線はどう選べばよいですか?
-
データを回収する方法と、測定場所から離れた場所で確認する必要があるかで選びます。
USBタイプはパソコンへ接続してデータを回収する用途、
SDカードタイプは大量のデータを保存・移動したい用途、
Bluetoothタイプはスマートフォンなどから近距離で確認したい用途に適しています。
離れた場所から継続的に確認したい場合は、Wi-Fiなどの無線通信やクラウド対応機種を検討します。
通信距離や使用環境、対応OS・アプリ、ネットワーク条件は機種ごとに確認してください。
- 熱電対データロガーと測温抵抗体Pt100データロガーはどちらを選べばよいですか?
-
広い温度範囲や高温測定を重視する場合は熱電対、温度精度や安定性を重視する場合はPt100測温抵抗体が選択肢になります。
熱電対にはK・J・T・R・Sなど複数の種類があり、種類によって使用温度範囲や特性が異なります。
Pt100も測定方式やセンサー構造によって仕様が異なるため、測定温度、必要精度、応答性、設置方法などから選定してください。
- データロガーは何チャンネル必要ですか?
-
同時に測定・記録したい測定点の数を基準にチャンネル数を選びます。
1か所だけを測定する場合は1ch、複数箇所の温度を比較する場合は多チャンネルタイプが適しています。
製造設備、恒温槽、炉、研究・試験などでは複数点を同時測定するケースがあります。
将来の測定点追加も考慮し、必要な入力数と対応センサーを確認して選定してください。
- 冷蔵庫・冷凍庫にはどのデータロガーが適していますか?
-
測定する温度範囲、必要精度、センサーの設置方法、データ回収方法、警報の必要性などから選定します。
本体を庫内に設置するタイプのほか、本体を庫外に置いて外部温度センサーだけを庫内へ設置するタイプもあります。
低温環境では電池性能や表示部の使用温度などにも影響する場合があるため、製品仕様に記載された使用環境・測定範囲を確認してください。
- データロガーに校正証明書は付けられますか?
-
校正証明書、検査成績書、トレーサビリティ体系図などの校正関連書類を用意できる製品があります。
ただし、対応可能な書類、校正点、納期、費用などは製品やメーカーによって異なります。
校正書類が必要な場合は、使用目的や必要な書類を確認のうえ、製品選定時にお問い合わせください。
- HACCPに沿った温度管理にデータロガーは使えますか?
-
食品の製造・保管・輸送などで温度を継続的に記録する手段として、データロガーを利用できます。
ただし、HACCPに沿った衛生管理で必要となる管理方法や記録内容は、事業内容や工程によって異なります。
データロガーを導入するだけでHACCPへの適合が保証されるものではありません。
使用目的に応じて、必要な測定範囲、精度、記録間隔、校正の要否などを確認してください。
- クラウド監視にはインターネット環境が必要ですか?
-
一般的なクラウド対応データロガーでは、測定データをクラウドへ送信するための通信環境が必要です。
Wi-Fi、LAN、携帯電話回線など、使用する通信方式はシステムによって異なります。
また、通信が一時的に切断された場合の本体側へのデータ保存、通信復旧後の自動送信、警報通知などの機能も製品によって異なります。
導入前に設置場所の通信環境と製品仕様をご確認ください。
※本よくある質問と回答はデータロガー選定のための一般的な技術情報です。特定用途への適合性、測定結果、法令・規格への適合を保証するものではありません。実際の製品選定では、最新の製品仕様・メーカー資料および対象となる法令・規格等をご確認ください。